一宮市の整体院、多治見操手院の院長の多治見聡嗣です。
歩くために必要な筋肉はいろいろありますが、特に重要と思われるのが大腰筋です。
あまり知られていない筋肉かもしれませんが、この筋肉はカラダのバランスを整える時も、
毎回チェックしている筋肉なのです。主に大腿骨を上げるときに働くので、
歩いたり階段を上がる時などに使われます。加齢と共に筋力が下がっていくと
足が上がりにくくなり、歩く時、足ぞこをするようにしてしか前に運べなくなってしまいます。その状態ではつまずきやすくなり、転倒のリスクが高まります。
さらに筋力の低下が進むと歩行困難になる事もあります。
いつまでも歩く事ができるためにも筋力を強くする事が重要だと考えます。
この大腰筋を1日3分で鍛える方法をお教えします。
場所は家の中でも出来ます。
服装は動きやすいものを着用して下さい。
バランスを崩してしまう事もありますので転倒にはくれぐれも注意して下さい。
ふらつきがあるときは手すりや壁など動かないものでカラダを支えて行なって下さい。
ご自身の体力に合わせて無理のない範囲で行って下さい。
動きは簡単でモモ上げを行うだけです。
出来るだけ背筋を伸ばして、まっすぐになるよう立ちます。
ヒザを左右交互に上げ下げします。
やれる範囲で構わないので、ヒザを高く上げるように行なって下さい。
ヒザを上げた時、2秒ほど止めてから下げます。止める事で筋肉がしっかり使われて
効果が高くなります。バランスを崩してしまわないように、気をつけて行ってください。
これを片足20回ずつ、両足で40回を目標にして行ってください。キツイと思われる時は、無理をしないでください。あくまでも目標なので、出来るところまでで大丈夫です。余裕がある時は、回数を増やしていただければ良いです。キツくなったら終了して下さい。
おそらく3分かからないで終わると思われます。
ご自身の歩く力の維持の為に、毎日でなくても良いので、取り入れてみて下さい。
連動操体法では、大腰筋のバランスを整える事がとても重要です。大腰筋のバランスが崩れると、腰痛、首痛、ヘルニア、ヒザ痛、肩こりなどさまざまな症状が生じます。
そのため大腰筋のバランスを整える事で、改善していきます。
しかし大腰筋のバランスを整える事ができる療法はなかなかないのが現状です。
連動操体法は大腰筋のバランスを整える事ができる、数少ない療法の一つです。
もしカラダの痛みやシビレなどで、お困りの方が見えましたら、一度ご連絡下さい。お待ちしています。