操体法の創始者の橋本敬三先生は、
大自然の原理として、人間は誰でも健康で幸福に一生を送れるように設計されていると
言われています。
人間が、痛みや不快な状態から、元の良い状態に戻るためには、
どうすれば良いかを考えられました。
そして、カラダを動かしやすい方に、すなわち痛い動きの反対の、
快適運動をすると、バランスが整い、痛みや不快感が無くなることを発見されました。
「相反性神経支配」といわれる原理です。
この原理を使ってカラダのバランスを整えます。
その結果、筋肉の片方の引っ張りのせいで痛みが出ていたのが
引っ張りが無くなるので痛みがなくなるのです。
人間のカラダは、一人ひとり違いがあります。
同じような症状でも、人によって、施術は変わります。
それでも、「動きやすい方にカラダを動かす」ことで
バランスを整えると痛みや不快感が無くなるのです。