健康体から病気になる理由は、生活のあり方において、
自然の法則に外れるところがあるからです。
自然の法則に外れた営みをすると、運動器系統に歪みが出来てきます。
この段階では医師の診断を受けても、病名はつきません。
しかし、その歪みがさらに進行していくと
医師の診断で病名が診断されます。
逆に、病気を健康体に戻すには、カラダの歪みを正すことが
必要です。
いくら薬や手術などで症状が無くなったとしても、
それだけでは健康体にはなっていません。
歪みが正されていないのであれば、またなんらかの症状が出てしまうのです。
この歪みを正す方法は色々あります。
多くのものは他力で施術を行うものです。
鍼でも灸でも、カイロプラクティックでも歪みが正されるのであれば
どんなものでも良いのです。
しかし歪みを正すことができるのは、おそらくごく少数の限られた
「名人」にしか出来ないのではないでしょうか?
それ以外の方が行えば、正すことができないだけで無く
かえって悪くなることもあるかもしれません。
操体法は自力で行う療法です。気持ちの良い方に動けば歪みが正されて
病気がなくなり、健康体に戻ります。自力で行うため、失敗して
悪くなるということもありません。
自力でとはいえ、操体法でも、うまく動けるように誘導する施術者が
施術することが効果を上げます。
施術者の能力によって、効果の差はありますが、
少なくともさらに悪化することはなく、安全です。